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現金派?キャッシュレス派?今こそ知りたいキャッシュレス時代の家計管理のコツをFPが解説

更新日:2021/09/19

クレジットカード、スマホ決済、電子マネーなど、いくつものキャッシュレス決済を使うようになって、家計管理が大変になった?わかりにくくなったと感じている人もいるのでは? そこで、キャッシュレス時代の家計管理の方法について、ファイナンシャルプランナーの氏家祥美さんにわかりやすく解説してもらいました。

家計簿アプリで家計管理を自動化

家計簿アプリで家計管理を自動化

キャッシュレス決済の課題としてよくあげられるのが、いくら使ったかわからなくなってしまうという悩み。どう解消すればいいの?
「キャッシュレス決済をすると、買い物履歴がデータとして殘ります。このデータをそのまま取得して、家計管理に活用しましょう」と氏家さん。

氏家さんがおすすめするのが、「マネーフォワードME」や「Zaim」といった家計簿アプリの活用。
「家計簿アプリの便利な機能に、口座連攜機能があります。銀行やクレジットカードなどの入出金履歴を家計簿アプリが自動取得して一元管理できる機能です。従來は銀行では通帳を記帳し、クレジットカードは利用明細で履歴を確認していたと思います。ところが、この口座連攜機能を使えば、家計簿アプリにログインするだけで、それぞれの口座殘高や入出金履歴を一覧できるようになります。基本的な機能は無料で利用できるものも多いので、まず試してみてはいかがでしょうか。

口座連攜の手続きはとてもかんたんです。家計簿アプリの指示に従って、銀行なら口座番號等とログインパスワードを家計簿アプリに入力するだけで完了です。クレジットカードや電子マネー、ポイントカード、証券口座など幅広い金融データが同様に連攜できます」(氏家さん)

口座連攜できないスマホ決済もある

口座連攜できないスマホ決済もある

とはいえ、キャッシュレス決済のすべてが連攜できるわけではないので注意が必要なのだそう。
「家計簿アプリですべてのキャッシュレス決済が口座連攜できるといいのですが、実はスマホ決済については主要なものが口座連攜の対象から外れています。例えば、マネーフォワードMEでは、au PAY、d払い、LINE Payなどは連攜できるものの、PayPayや楽天payは口座連攜できません」(氏家さん)

連攜ができないものは、どうやって管理すればいい?
「利用しているスマホ決済が家計簿アプリと口座連攜できない場合、いつどこでいくら使ったかは、スマホ決済のアプリ內で確認しましょう。そして、家計簿アプリにはチャージ記録だけを入力します。現金でチャージする場合には手入力になりますが、銀行口座やクレジットカードからスマホ決済にオートチャージしている場合は、銀行やクレカを家計簿アプリと連攜すれば完了です」と氏家さん。

キャッシュレス決済は厳選して使い分けを

キャッシュレス決済は厳選して使い分けを

ポイントが貯まる、割引クーポンやキャンペーンでお得になるといったメリットがあるキャッシュレス決済。お店によって利用できる決済が違うこともあるため、あれこれ利用してしまいがちだけれど、家計管理を楽にするためには厳選して使ったほうがよいと氏家さん。
「おすすめは、利用しているスマホ會社やクレジットカード會社と相性のいいスマホ決済をメインに活用することです。例えば、楽天カードなら楽天pay、ヤフーカードやソフトバンクユーザーならPayPay、ドコモユーザーならd払いといった具合です。スマホ決済には同じグループのクレジットカードからオートチャージをすると、利便性がよくポイントがさらに貯まりやすくなります。

カードもスマホ決済もそれぞれ主要となるものをひとつ決め、それが使えないときの備えとして、汎用性の高い決済をほかにも用意しておきましょう。それでも使えないときは現金で支払うというように割り切れば、キャッシュレス決済を必要以上に増やさずにすみます」(氏家さん)

教えてくれた人

氏家祥美(うじいえよしみ)さん

ハートマネー代表。
ファイナンシャルプランナー?キャリアコンサルタント。家計の見直し相談や講演活動を通じて、お金の基礎知識を伝えている。お金だけじゃない『幸福度の高い家計づくり』を総合的にサポートしている。zoomなどを使ったオンラインでの家計相談も受付中。

【マネー特集】働く女性のお金のハナシ

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※記事は2021年9月19日(日)時點の情報です。內容については、予告なく変更になる可能性があります